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がんバレー“ジャンプくん”GO!

がんバレー“ジャンプくん”GO!

第9章 平壌最後の夜

8月31日
 16時10分、平壌の本屋に着く。本屋に行くよう頼んだらこれはOK!だった。(市場に行ってみたいと言うことはNO!だった)
 
 平壌の地図・朝鮮の本・ビデオ・バッジを購入し、お土産屋による。私は欲しくはなかったが、少しでも買わないと自分たちの生活に大きく影響してくるのだろう。仕方なく、日朝首脳会談などの記念切手を購入した。このときにもしかしたら日本人がいるのではないだろうか?と思った。なんだかいそうな雰囲気だった。
 
 16時30分、平壌学生少年宮殿に行く。ここは、どんなところかというと、学校は午前中で終わりだが、自分の特性を生かして将来に役に立つことを勉強している。つまり、「部活動+社会体育+お稽古事=(できなければ平壌から追放?の)命がけ」の活動養成所で平壌学生少年宮殿ある。テレビでよく見る、常にニコニコしながら楽器や歌を演奏することを練習するところである。3歳くらいの子供が朝鮮楽器、ギター、マンドリン、ピアノを大人以上に使いこなす。日本では見なくなったアコーディオン、そしてハングル文字の習字、テコンドー、射撃。
 

2005-10-22 13:53:28

 刺繍縫いを練習する少女が、カメラを向けるとニコッと笑顔で答えてくれる少女が1人。決して営業用ではありませんでした。そのときアイコンタクトで会話ができたように感じました。
《このときのアイコンタクト・会話》【写真の少女】
「写真、とってもいい?」
「いいわよ、綺麗にとってちょうだいね。・・・こういう風なのでいいかな?」
「うん、いいよ。それじゃあ撮るよ。・・・もう1枚、いい?」
「いいけど、先生がこっちにやってきているから、早く撮ってね」
「ありがとう。・・・ガンバッテね」
「じゃあ、また」
という感じかな(~o~)


2005-10-22 13:53:47

 その成果を発揮するのが17時からのショーがある。次々と子供たちが歌う、演奏する、踊る、マジック、サーカス、太鼓演奏、、、、、、、

驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、
驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、
驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、驚く、


拍手喝采である。

写真は焼き肉屋さん内で。両方の写真で右側にあるのが、Rさんが板門店内で農業をしている畑から盗んできた獅子唐。

8月31日

 17時45分もう一度、万景台議事堂(国会議事堂)をみて、アヒルの肉の焼き肉屋へ。焼き肉屋の前で路面電車が通っているので、写真を撮って、店に入ってみる。

2005-10-25 18:04:52

前にも述べたとは思うが、誰が見ても『焼き肉屋』という感じはないのだが、店の看板には『アヒルの焼き肉屋』と書いてあるらしい。アヒル?といってもよく考えてみると“北京ダック”もアヒルではないか!!!!気にしない、気にしない、気になる!!!!!
しかし、アヒルを食べるのは(北京ダック)これで2回目だったことに後で気がつく。

 店のなかに入ってみると1階ではなく2階。これも北朝鮮国民に配慮し、食べている様子を見せないようにしているのだろうか?確か、初日の「清流」という店もそうだった。

 いよいよ、食べることになる。そのとき、【第11章 板門店 #3】で書いたのだが、Rさんがここであの盗んできた獅子唐(唐辛子ではありませんでした)を出してきて一緒に焼き始めた。「このためだったのか!」なかなかやるな!

 食べてみると大変甘い。 北京ダックは皮だけだが、肉は初めてだ。おいしい。さっぱりしている。しかし、これを食べるために、北朝鮮の人々は・・・・と考えると、考えさせられる。「前にいる、添乗員2人と運転手はよっぽどいい食事をしているんだろう」とまた思う。


 ところで、このアヒルの肉専門店はNTV『バンキシャ』という番組で、紹介されていた。(2004年9月5日放送)

 それは、北朝鮮のハンバーガーということだった。私は帰りの高麗航空のなかで北朝鮮のハンバーガーを食べた。おいしかった。肉はさほどなかったが、レタスではなかったが、(朝鮮の野菜?)ピクルスもなかったが、おいしかった。しかし、この番組は少々、北朝鮮のことを馬鹿にしている。何で北朝鮮でハンバーガー食べたらいけないのか?パンの間に挟んであるものがちょっと貧素であったらいけないのか?失礼である。北朝鮮の政策と食べ物に関することは同じ天秤にかけてもいいものだろうか?



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